Goedemorgen wereld
本日から、欧州移住に至るキッカケをお伝えしていこうと思います。
この記事では、以下について触れていきます。
1なせ、ヨーロッパ? 2移住前の生活(東京)
1.ヨーロッパとの関わり
ヨーロッパでの『海外移住』『現地就職』という言葉を聞くと、どのように感じられますか?
東京で金融系総合職として働いていたときの私は、多額の資産がある人が仕事を辞めて移住するもの? 白人イケメンを見つけて国際結婚?というイメージでした。
今考えると、だいぶ知識が薄く幼かったのねと思います。。。
大学時代に政策学(public policy)に興味を抱き、卒業後はすぐに、公共政策の分野で研究が進んでいるイギリスに大学院留学をしました。(大学院留学については別の記事で触れます)
本当は、現地ロンドンで仕事を見つけられたらいいなと、当時は思っていました。
元々、英語を学ぶことが大好き。在学中に英語力がUPし、現地で英語で働いてみたいと思うようになった。 イギリスの建築物、文化そしてお菓子(!?)
一番は、皆違くて、違ってて良いという環境。 あの場所に存在してることが楽だった。
私は、昔から集団行動が苦手です。そして他人の言葉に敏感。 基本的に、家族や久しい友人以外は(できれば)会いたくない。週末に独りでフラフラしてるのは最高のご褒美。
そう、俗に言う『リア充』?とは程遠い民族です。 高校に進学すると同時に、独りで都会に出てきたため、寂しかったのかな、高校から社会人になるまで、一応彼氏という存在はいました。
でも一人が好き、周りに合わせるのが苦しかった。
よく、ヨーロッパは個人主義が強いと言います。言いたいことを伝える、周囲に無理に合わせないということが当たり前です。
週末、寮にこもって漫画を読んでいようが、勉強していようが、その人の勝手。
イギリス人でもフランス人でも何人でも、欧州の人々は少し似たような考え方をしていたように思う。
大学院留学、英語力や学歴を手に入れたのとは別に、私は自分らしく存在できる場所を見つけた気がしました。
2、移住前ー日本での社会人生活
帰国して社会人になってからの東京生活。幸い、同期と寮に住んでいたため、寂しい思いはしませんでした。 でも、同じ会社の人と住むことが苦痛でした。家賃は安いし、守られてる。でも、なにかが合わなかったんです。 なんだろう、監視されている状況に24時間いる気がしてました。
週末は皆忙しく予定をいれる。 何故か周囲は合コンや紹介だらけ。そう、よく言う30歳まで結婚という周囲からのプレッシャー。総合職だから、仕事ばかりいているというと、やはりそうではありません。 週末はエステで自分磨き?ジム通い?
平日は平日で、朝9時から20時くらいまで仕事。裁量労働制だったこともあり、定時に帰ったことはありません。
当時は投資銀行で働いていました。言うまでもなく、若手ながら十分な給料を得て、金銭的には満足のいく生活をしていたと思います。でも、正直仕事はしんどかった。 私は昇格なんてしたくない。これ以上の責任はいらないという気持ちになっていました。
でも、会社や周囲はそれを許しません。レールから外れることって、あの社会では恐れるもの。人事ネタはみんな大好き。
私はお勉強は好きです。でも競争は苦手です。東京での社会人生活は、プライベートでも、日々競争にさらされている気持ちでした。
そんなこんなで、東京での社会人4年目。海外との仕事をする部署ですごしているなかで、イギリスでの生活を思い出すことが増えました。
社会的なプレッシャーの少ない、個人主義の環境が私は憧れていました。仕事で忙しくて、すっかり忘れていたけど、できたらもう一度住みたい。働きたい。生活してみたい。
一度思い立ったら即行動!これは自分のいいところかも?^^
社内の駐在員を当初は検討しました。欧州の駐在員も可能ですが、問題は『国や仕事の希望は出せない』というところ。日本の人事システムは、人事部が全て決めますよね。 結果として、まだまだ若手だった私は、アジア圏トレーニーの枠なら可能有のようでした。
おそらく、現職や会社自体に忠誠心があり、働き続けたいという方、またはご家族という経済的に守るべきものがあるという場合は、駐在員で渡航されることが多いのではないでしょうか。
しかし、私の場合はどれにも当てはまらず。。 うーん、違う。私はヨーロッパが好き。今すぐにでも行きたい!!
ということで、ヨーロッパで現地採用枠を探すことにしました。
続く
Tot volgende keer
またね