Goedemorgen wereld !
ブログを書いている今日は、4月1日です。もう春。
そうなんです、待ちに待った春
。寒ーい冬がやっと終わり、ベルギーも夏時間になりましたよ。 嬉しいですね。
出不精の私ですが、先週は歯科医院に行ってきました。特に虫歯はないのですが、定期検診ですね。ベルギーでは定期検診を受けてる事で、受診料が安くなるのです。
必ず行きましょう。
さて、ベルギー7年生にもなると、色々と相談を受けます。
三つに一つと言って良いほどに。。
「どこか良い歯医者知らない?」
この質問、何回受けただろう。そうなんですよね。
この国では、歯科医師不足予約待ち超長い
高い という三拍子揃った問題があるんですよね。
ということで、ベルギーの(ちょっと困った)歯医者さん事情について書いていこうと思います。
ちなみに、筆者は幼少期に歯科矯正を行うなど、結構歯医者さんにはお世話になっております。
ギュインの音は嫌いだけど、歯をクリーニングした後のなんとも言えない爽快感が大好きで、半年に一度は(何も異常がないのに)受診しています。
さて、一般的に、ベルギーの歯医者は、高い医療水準を誇ります。予防歯科、矯正歯科及びインプラントなどの高度な治療も受けることができますよ。
この国で特徴的なことは以下の3点ですね。
- 歯科保険: ベルギーには公共の健康保険制度があり、基本的な治療はカバーされています。しかし歯科治療はほとんどの場合、自己負担となります!!!
保険でカバーされない場合、一度に100EURO請求されちゃうこともあります。 民間の健康保険のプランでは、基本プランに歯科保険を追加で加入することができます。広範囲の治療費がカバーされるので、日本で結構歯医者に通ってた。。という方は加入をお勧めします。
私はこちらにしてます。
Helan Dental Insurance:月々の保険料はEUR4で歯科もカバー対象になります。
https://www.helan.be/en/dental-insurance-dentalia-up/
- 予約: 多くの歯医者は予約制で、予約が取れるまで時間がかかることがあります。特に人気のある歯科医は数ヵ月からの予約が必要な場合もあります。
最近の歯科医不足により、「新規患者ストップしてます。。」とお断りの返信を受けた人もいます(はい、うちの旦那です)。私達は以前は大都市に住んでいましたが、子供が生まれる一年前に、周辺都市に引っ越しました。そしたら、歯科医も変えようと思っていたのですが、結局、周辺の歯科医は新規患者ストップということで、結局片道一時間半(電車と地下鉄)の元々の歯科医にお世話になったままです。
しかし、これにも例外あり!新規であっても、
緊急!
の場合はみてくれることがあります。運がよければその日の午後とか。
私は、ナッツを食べてたら歯が欠けたことがあり、受け持ちの歯科医に半泣きで電話したら、翌日来ていいよ!と言ってもらったことがありました。
いやー、この国では「とりあえず相談してみよー」くらいの気持ちで電話してみるのが良いんですよね。
- 言語: 最後はやはりこれですね。
ベルギーでは、オランダ語、フランス語、ドイツ語の3つの言語が話されています。Brussels やAntwerpなどの大都市、学生街や観光地では、多くの外国人も利用しているので、ほぼ英語で問題ないです。
しかし、国際結婚をされて、ちょっと都会から離れた町に住む事になりましたーという場合、(よくありますよね)意外と英語対応が難しいという場合がある様です。 スーパーでの買い物で言葉がわからないーというのと、治療との重要度はだいぶ違うと思うので、予約前にHPで必ず対応言語を確認しましょうね。
ちなみに、最近は東欧で学位を取得してベルギーで開業してる歯医者さんを見かけます。ポーランド、チェコとか。
技術についてアレコレ言える立場ではないので控えますが、ベルギーで歯科医として働く基準に満たしていなくても集客しちゃってる「なんちゃって開業医」がいる様です。
できたら、べるぎー人の歯科医(オランダ語かフランス語を話す医師)に診察を受ける方が賢明です。
次の記事では、歯医者の選び方について書こうかな。
では。